人は「予定」を立てたり「旅行」を計画したりすることによって心理学的に幸福度が上がるらしい
2019年12月29日で最終話を迎えた「グランメゾン東京」。
結局、最後は3つ星を獲って終わるんでしょ?
と身構えていた我々の想像を超え、尾花(木村拓哉)と倫子(鈴木京香)がメニュー開発で対立。それによって、やっぱり獲れないで終わるのではないだろうか・・・
と、思わせてくれた展開は素晴らしかった。
そのおかげで“3つ星を獲る!”といった分かり切ったテーマなのにも関わらず、最後の最後に倫子が尾花の力を借りずに自分の信じた料理で3つ星を獲った瞬間には鳥肌が立った。
10月20日にスタートしてから全11話、約2ヶ月間という時間はあっという間で、
久々にドラマを完走した!
という達成感に浸りました。
それと、同時に感じた幸福感。
どうやら人は、「予定」を立てたり「旅行」を計画したりすることによって心理学的に幸福度が高くなるらしく、目標としている日の約8週間前から幸福度が増し、それによって日々の生活や仕事でモチベーションが上昇するという研究結果が出ている。
今回の「グランメゾン東京」は、私にとってまさに“それ”だった。
初回を観て「次も観てみたい」「来週が楽しみだ」「この人の運命はいったいどうなってしまうのだろう?」「最終話で三つ星が獲れるのか?獲れないのか?」という未来への“はやる”気持ちが日々の生活で確かにプラスに働いたと思う。
この現象の名称は見つけられなかったが大半の人は納得がいく現象であり、それを知ってか知らずか木村拓哉もまた常に予定を立ていないと気が済まない人物らしい。
さて・・・
次は何を見つけに行こうか。