【YOHにイイ風を吹かせたオカダ・カズチカのマネージメント力 〈4/23〉東京・後楽園ホール | 新日本プロレス】
実況 藤沢俊一郎さん
解説 金沢克彦さん
観衆 1577人
第1試合
ヘナーレ〇 ✖上村優也
永田裕志 辻陽太
小島聡 海野翔太
【9分44秒 TOAボトム】
【総評★★☆(2.5)】
◆あの頃の小島聡が帰って来たが・・・◆
この日の小島聡は「うるせーバカヤロー!」と吠え、昨日とは打って変って荒々しいファイトでヤングライオンの壁として立ちはだかっておりました。
(出典:新日本プロレスワールド)
しかし、試合後のコメントでは急に大人になり、
小島「元気だけが取り柄のヤングライオン。元気だけが取り柄だけど、元気があることがこの世の中で一番素晴らしいってことを、彼らはちゃんと分かってると思います。
俺も、昔は元気しかなかった。でも元気があることが一番尊くて、一番素晴らしい。それが若さとか、今俺自身が失いかけてるものを、アイツらはいつも教えてくれます。ということで、また明日も頑張ります。」
(引用:新日本プロレス公式)
と、人生の先輩として話をしてみたくなるような内容のコメントでした。
(出典:新日本プロレスワールド)
ヤングライオンの壁となる仕事は、結構ハードみたいです。
第2試合
成田連✖ 〇デスペラード
★★
タイガーマスク 金丸義信
ライガー 鈴木みのる
★
【9分31秒 ピンチェ・ロコ】
【総評★★★(3.0)】
◆ライオンの目になった成田連◆
試合前の成田連の表情でございます。
(出典:新日本プロレスワールド)
この表情を見た時に、
あ~、鈴木みのるか・・・今日の自分はどんなふうに痛めつけられるか・・・憂鬱だなぁ・・・
とでも思っているのかな?と思いましたが・・・
鈴木みのるに突っ込む成田連!!
失礼しました!
そして畳み掛けはデスペラードへのカウンターの『成田スペシャル』
.@rennarita_njpw ‘Front Suplex Hold’
— njpwworld (@njpwworld) 2019年4月23日
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カットがなければ決まっていたかもしれない・・・という成田連の素晴らしい活躍が見れる試合でございました。
第3試合
本間朋晃 TAKAみちのく
YOSHI-HASHI 〇タイチ
★★
ロッキー✖ ザック
【11分08秒 聖帝十字陵】
【総評★★☆(2.5)】
◆やっと気づいたYOSHI-HASHI◆
YOSHI-HASHI「オイ、ザック・セイバー!いつでもやってやるぞ、この野郎!もういっぺんだ!本間、そうでしょう?明日も俺たち組むから」
(引用:新日本プロレス公式)
どうやら1日経って、TAKAみちのくではなくザックを相手にしなければいけないと気づいたYOSHI-HASHI。(よかったよかった)
内藤哲也とYOSHI-HASHI
今シリーズお互い「テーマ」の無い両者でしたが、内藤哲也は知恵と行動力で自らの道を切り開いた。
さて・・・YOSHI-HASHIはいったいどうする?
(出典:新日本プロレス公式)
第4試合
ニコルス〇 ✖オーエンズ
ジュース ファレ
矢野通 タンガ・ロア
笑
真壁刀義 タマ・トンガ
【8分11秒 マイキーボム】
【総評★(1.0)】
◆途中までは良かった・・・◆
(出典:新日本プロレス公式)
完全に騙された・・・
(出典:新日本プロレスワールド)
・・・
第5試合
ドラゴン・リー 石森太二
田口隆祐 ✖ヒクレオ
笑×6
後藤洋央紀〇 ジェイ・ホワイト
★
【10分45秒 GTR】
【総評★★★(3.0)】
◆荒武者が大いに荒れた試合◆
田口監督のセイシが利かないほど、入り込んでいた後藤洋央紀。
あのジェイ・ホワイトがしばらく何も出来なくなる程フラフラになる姿は、怒らせたら殿は怖いという事を知らしめたかもしれません。
ただ、やっぱり直接ピンフォールを奪わないとジェイ・ホワイトから余裕を取り除く事は出来なそうです。
4/29熊本大会、もうすぐですね。いったいどんな結末が待っているのか?
(出典:新日本プロレスワールド)
このムーブを作ったのは恐らくSANADA
第6試合
SHO✖ 鷹木信悟
★ ★★★
飯伏幸太 〇内藤哲也
石井智宏 EVIL
★★
【14分03秒 デスティーノ】
【総評★★★(3.0)】
◆家康のQ&A◆
昨日、試合後のコメントで続きがあると言っていた内藤哲也でしたが、「また明日」という事で・・・
はい、待ちます。
それより気になったのがこちら。
飯伏「いやいやいやいや、ダメだった、ホントに。まだまだ、ベルト獲ってから、何も結果残せてないっすね。このままだと、ダメだ、ホントに。
ただ、一つ、言いたいことがあるんですけど・・・内藤さんは本当に、このベルトがほしいんですか?それだけ、聞きたいです。ホントにこのベルトがほしいのか。答えてください。
IWGPヘビーのベルトがほしいというのは分かります。2つほしいというのも分かります。じゃあ、このインターコンチ、IWGPインターコンチ、このベルト“だけ”ほしいですか?その答えを待ってます。これ“だけ”がほしいのか。待ってます」
(引用:新日本プロレス公式)
その飯伏幸太の質問には家康がお答えしましょう。
Q.ホントにこのベルトがほしいのか?
A.本当にそのベルトが欲しいです。
Q.そして、このベルト“だけ”ほしいですか?
A.NOです。
IWGPヘビーとICを同時に保持するという「野望」がありますので、欲張りかもしれませんが、ICのベルトだけでは足りません。
ですので、IWGPヘビーとIC、2本のベルトがほしい(必要)です。
以上です。
ただ、これ以上、飯伏幸太が突っ込んでくるようだと・・・
(出典:新日本プロレスワールド)
関係ありませんが新たなポーズが解禁されておりました・・・
第7試合 スペシャルタッグマッチ
YOH ✖BUSHI
★ ★
オカダ〇 SANADA
★ ★
【16分15秒 コブラホールドからのレインメーカー】
【総評 ★★☆(2.5)】
◆全てにおいて抜かりないオカダ・カズチカ◆
この日、コブラホールドからのレインメーカーでBUSHIを沈めたオカダ・カズチカ。軸となる技は変えず、常に多彩なバリエーションで相手を翻弄させるところはさすがであります。
しかし、手の内を見せてしまったのはSANADAにとってはプラス・・・なのか王者の余裕なのか?
そんなオカダ・カズチカは勝利後、大事な締めを後輩のYOHに託します。が・・・
(出典:新日本プロレスワールド)
色々あって、3度トライするはめになるYOH・・・
(出典:新日本プロレス公式)
しかし、この展開に会場は静まり返るどころか、常に笑いが発生するという異常な事態に(驚)
後ろにオカダ・カズチカがいた事によって、安心して自分を出せたのもあると思いますが、YOHがもともともっている雰囲気が会場を味方につけたのでしょう。
これだけ会場の空気を支配できるYOHは今後、こんな事したらブーイング発生しちゃうかな?とかで委縮する事が無くなり(たぶんもともと気にしていない)、4/26広島で行われる防衛戦に向けてイイ影響が出そうです。(イイ風が吹きそうです)
そして、そんなYOHに自信と経験を与え、イイ風を吹かせたオカダ・カズチカのマネージメント力もまた目を見張るところがあった後楽園ホール大会でした。