【後藤洋央紀の波を切り裂くジェイ・ホワイトの刃 〈4/22〉東京・後楽園ホール | 新日本プロレス】
実況 藤沢俊一郎さん
解説 元井美貴さん
観衆 1619人
第1試合
本間朋晃 上村優也
永田裕志 ✖辻陽太
★
小島聡〇 成田連
★
【10分30秒 剛腕ラリアット】
【総評★★☆(2.5)】
◆欠場中の天山広吉の分まで闘っているという小島聡◆
そういう人柄の良さもありますが、
後楽園大会(初日)終了。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2019年4月22日
永田さん&本間と組んで、成田&辻&上村と対戦。
彼らの武器は、たぶん若さだけ。
だけどその若さとは、私なんかは二度と取り戻せない尊い物だから、やはり羨ましい。
彼らがどうやってスター選手になるのか、考えるとワクワクする。
未来のスター目指して頑張れ。
初めてTwitterを拝見しましたが、天山広吉だけではなく若手の事も考える、とても誠実な印象を受けました。
(出典:新日本プロレス公式)
未来のスター達のドロップキックを受ける小島聡。このシーンはとても印象深かったです。
第2試合
海野翔太✖ デスペラード
タイガーマスク 金丸義信
ライガー 〇鈴木みのる
★★
【9分41秒 ゴッチ式パイルドライバー】
【総評★★★(3.0)】
◆明らかに鈴木みのると獣神サンダー・ライガーが試合を面白くしている…しかし・・・◆
来年の東京ドーム大会で引退を表明している獣神サンダー・ライガー
「俺と闘え!」と、闘う事によってライガーの引退に待ったをかけているのが鈴木軍のボス、鈴木みのる。この日もライガーに対して容赦のない攻撃で檄(げき)を飛ばしますが・・・
しかしである、もし鈴木みのるとライガーが闘ったら・・・
引退が更に早まりそうだけど・・・
と思っていましたら、
鈴木「みんな、この後楽園に来た客はあったか~い気持ちで『最後のライガーをあったかく送り出してやろう』。ハハッ、優しいなぁ、後楽園に来てる・・・バカどもは!ライガーはなぁ“脱落者”だ!
そう、生存競争激しい、このプロレスの世界で生き残れなかった・・・いやいや、生きる力を失った、だからやめてく、だから消えてく!ニヤニヤ笑って、楽しそうにやめようとしてんじゃねぇよ。俺がトドメ刺してやる。
フフッ、オマエ言ったな、ケンカなんだろう?オイ、ケンカって意味分かってるか?オイ、いつまでそんなカッコしてんだ?いつまでお高くとまってんだ、獣神サンダー・ライガー!口では何とでも言う、『おう、いつでもやってやる』『いつでもやってやる・・・会社が決めるから』。
オイ、何年やってんだプロレス。オイ、そこのチビ。オマエで、世の中を動かせ。俺はそうやってきた」
(引用:新日本プロレス公式)
と、本心はいったいどちらにあるのかわからなくなりそうなコメントではありますが、きっと鈴木みのる流の励まし方なのでしょう。
(出典:新日本プロレス公式)
第3試合
ヘナーレ✖ TAKAみちのく
YOSHI-HASHI 〇タイチ
★ ★
ロッキー ザック
【11分53秒 聖帝十字陵】
【総評★★☆(2.5)】
◆目玉が飛び出そうになったYOSHI-HASHIのコメント◆
内藤哲也が飯伏幸太に標準を定めた事によってYOSHI-HASHIに舞い込んできたザック討伐のチャンス。
試合で何か爪痕を残してくれないか期待しましたが・・・全くダメ…
諦めて、湯に浸かりながら試合後のコメントをチェックしていると・・・
YOSHI-HASHI「TAKAみちのくテメー、試合前テメー、オイ、都合のいい事言ってんじゃねーよこの野郎テメーふざけんなよ。何が負けだよ、この野郎。明日以降もテメー当たるから覚悟しとけよ!」
(引用:新日本プロレス公式)
えっ!そっち・・・( ̄д ̄)
(出典:新日本プロレス公式)
第4試合
SHO 鷹木信悟
YOH✖ BUSHI
飯伏幸太 内藤哲也
★
石井智宏 EVIL
オカダ 〇SANADA
【16分01秒 スカルエンド】
【総評★★☆(2.5)】
◆自ら「テーマ」を作った内藤哲也◆
試合後の内藤哲也のコメント
内藤「俺の次のテーマがなぜ、インターコンチネンタル王座なのか。皆様思い出してください。今年の1月、後楽園ホール大会での試合後、バックステージで俺、『インターコンチネンタル王座とIWGPヘビー級王座を同時に獲りたい』と、この場で宣言したんだよ。
あの時の言葉、俺、ウソじゃないから。本気でそう思ったからこそ言ったわけでね、軽い気持ちで言った言葉じゃないんだよ。あの発言がもし、数年前の発言だったらまだしも、今年の1月だから。つい3か月前の話ですよ。あの時の言葉を俺はなかったことにしたくないんだよ。だって、本心だからね。だから俺の思いは変わらないかな。
インターコンチネンタル王座とIWGPヘビー級王座を同時に保持する。今でも俺は、それを狙ってますよ。
それから『リマッチ』って言うの?俺、あんま好きじゃないんだよね。特にタイトルマッチで負けた直後、前王者が『俺が前王者だから』っていう理由だけでリマッチするの、俺は嫌いなんだよね。だから俺、『前王者』っていうワード、使ってないよ。名古屋のマイクで、使ってないからね。
それにあの場で、俺、言ったでしょ?『今、このインターコンチネンタルのベルトに興味がある選手は、今すぐ出てきたほうがいいぜ』って。その結果、誰か出てきましたか?誰も出てこなかったよ。
ってことは今現在、あのベルトに興味があるのは、俺だけってことでしょ?だからこの件に関して、他の選手にゴチャゴチャ言われる筋合いはないよ。だって、俺しか、意思表示してないんだもん。リング上ででも言ったでしょ?思ってることは口に出さなきゃ、誰にも何も伝わらないんだよ。
それから・・・まだあるんだけどさぁ。今日はこれぐらいにしておこうかな。また明日、後楽園ホールに来ればいいんじゃないですか?俺の話を明日、またゆっくり聞いてください。アディオス!」
(引用:新日本プロレス公式)
カリスマにとってIWGPヘビーのベルトが一番という考えは変わりません。
しかし、「大いなる野望」「偉業」を達成させる為には、たとえ必要のないベルトでも一時的に必要になったという事。
だから、失ったモノを取り返しに行った・・・
えぇ…十分理解しております。何も問題ございません!
第5試合 スペシャルタッグマッチ
ニコルス✖ 〇オーエンズ
★★★
ジュース ファレ
【8分24秒 パッケージドライバー】
【総評★★(2.0)】
◆負けるイメージがなかったマイキー・ニコルスが敗れる展開に◆
この結果、USヘビー級のベルトを巡る争いが激化するという事なのでしょうが、正直、その後どうなるのかという興味が薄れてしまっております。とりあえず、チェーズ・オーエンズ頑張れ!
(出典:新日本プロレス公式)
第6試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
田口隆祐 ✖ヒクレオ
笑 ★★
矢野通 タンガ・ロア
笑笑
真壁刀義〇 タマ・トンガ
【14分17秒 キングコング・ニードロップ】
【総評★★☆(2.5)】
◆初めて返された真壁刀義の必殺技◆
真壁刀義の『キングコング・ニードロップ』は、いまだ誰も返した事がないとWikipediaにあった事をずっと覚えておりましたが、この日、ついにその記録が破れる事に。(気にしていないでしょうけど…)
仕掛けが早過ぎたせいで返されてしまいましたが、最後はきっちり自分で決めた真壁刀義。
途中で気づきましたが、そういえばこのチームは笑いの色が強いチームでした。そこにもきっちりハマる真壁刀義の貢献度は高い。
(出典:新日本プロレス公式)
この後、一人で攻撃している真壁刀義が不満をあらわに監督に詰め寄ります(笑)
第7試合 スペシャルタッグマッチ
ドラゴン・リー 石森太二
★★ ★
後藤洋央紀✖ 〇ジェイ・ホワイト
★★★★ ★★
【18分33秒 ブレードランナー】
【総評 ★★★☆(3.5)】
◆この日、最後に入場したのは後藤洋央紀◆
何もベルトを巻いていないのに・・ジェイ・ホワイトから直接負けているのに・・今、とてつもない波が来ている後藤洋央紀。
その波を荒波?に変えるべく、無精髭をたくわえ益々態度がデカくなっているジェイ・ホワイトをあと一歩のところまで追い詰める活躍を魅せた殿だったが・・・
(出典:新日本プロレス公式)
レフリー邪魔や~(怒)
リーも何故、外道をリングに上げた?
色々、邪魔が入ったせいでなのか、こうなる運命だったのか・・・
とても悔しい結果となりました。
ジェイ・ホワイトは「油断」などしていなかった・・・
(出典:新日本プロレス公式)
この目!!
殿など、とっくの昔に眼中にはないとでも言わんばかりの鋭い眼光。もうすでに新日本の至宝に標準を定めている目でございます。
さすがは前IWGP王者、カッコイ・・・ではなく、殿しっかりしてくだされ!
殿にとって、もう二度と来ないかもしれないビックチャンス。
今のままではどう考えても勝てない。真っ向勝負を挑んでもそれに応える相手でもない。だったら技が豊富な殿だけに、
何か秘策を!
そういえば アレとアレがあるではないですか?決戦の日までとっておきましょう。
とりあえず一過性の波でないことを祈ります。