【獣神サンダー・ライガーデビュー30周年記念試合 〈4/24〉東京・後楽園ホール全試合評価まとめ | 新日本プロレス】
実況 村田晴郎さん
解説 ミラノコレクションA.T.さん
ゲスト YOSHI-HASHI選手
観衆 1660人(満員)
第1試合
成田連〇 ✖上村優也
★
海野翔太 辻陽太
★
小島聡 永田裕志
【10分54秒 ナリタスペシャル4号】
【総評★★☆(2.5)】
◆1日も早く天山広吉の復帰を願う小島聡
この日、辻陽太に逆水平チョップの連打を浴びせ笑顔を見せていた小島聡であったが、昨日「物足りない」とぼやいていた永田裕志に、この日2度目の逆水平チョップの連打を浴びせ終わった際にはさすがにこの表情。
(出典:新日本プロレスワールド)
天山が傍にいてくれたらちょっとは違うかな?
第2試合
YOSHI-HASHI TAKAみちのく
本間朋晃 〇タイチ
ロッキー✖ ザック
【10分38秒 タイチ式ラストライド】
【総評★★(2.0)】
◆この日以降はザックの名前は無いが・・・
シリーズ開幕時は、何故かTAKAみちのくに標準を定めておりましたが、翌日ザックに軌道修正したYOSHI-HASHI。
ザックも決して興味がない訳でもなさそうですが、この日以降はザックの名前がスケジュールに入っておりません。
しかも、この日も爪跡を残す事は出来ず・・・どうするYOSHI-HASHI?
このまま二人の因縁はお蔵入りになりそうな雰囲気です・・・
(出典:新日本プロレス公式)
第3試合 獣神サンダー・ライガーデビュー30周年記念試合
田口隆祐 デスペラード
笑笑笑
タイガーマスク✖ 〇金丸義信
ライガー 鈴木みのる
★ ★★★★
【9分36秒 スモールパッケージホールド】
【総評★★★★☆(4.5)】
◆獣神サンダー・ライガーがデビューした当時、本人はこんな記念日を予想できただろうか・・・
この日は、獣神サンダー・ライガーのデビュー30周年記念日だというのに、試合開始前から不穏な空気が流れる後楽園ホール・・・
ライガー選手!おめでとうございます!おめでとうございます!なんて空気は一切ない
これぞ本当のバチバチ
こういう展開は大好物なのですが、ライガー選手は嫌っているようです。
ライガー「オイ、鈴木よ。お前、何がしてぇんだよ!?ケンカがしたいのか!?ケンカをしたいならこのリングを使うな!ここは、プロレスの聖地だよ!会場に集まって来てるファンは、プロレスを見に来てんだよ。ケンカやりたいなら、どこの街中でもけっこうだよ。やってやるぞ、コラ!お、やるか!?よし来い。ケンカしてやろうじゃねぇか」
(引用:新日本プロレス公式)
(出典:新日本プロレス公式)
ライガー「オイ、鈴木よ!ケンカなら素人だってできるんだよ。街中に行きゃいつでもやってやるわ!プロレスは!レスラーは!練習した人間が、このリングで闘うんだよ!お前のケンカなんて誰もみたくねぇや!新日本出てけ、オラ!!」
(引用:新日本プロレス公式)
ごもっともでございます・・・でも見たい…
(出典:新日本プロレス公式)
それに全く聞く耳を持っていない鈴木みのる。いったいボスに何が憑依(ひょうい)してしまっているのか・・・
しかし、こんな誰も入り込めないほど火花が飛び交う記念日でも、しっかり自分を売り込む田口監督にも、いったい何が憑依しているのか私にはわかりかねます・・・
(出典:新日本プロレスワールド)
第4試合
ドラゴン・リー 石森太二
★★
ニコルス〇 ✖オーエンズ
★★
ジュース ファレ
★ ★
真壁刀義 タマ・トンガ
【10分03秒 マイキーボム】
【総評★★☆(2.5)】
◆滑り止めにも失敗したクラスメイト・・・
4/20愛知でオーエンズがマイキーにシングルマッチで敗れた事によって、ほぼバレットクラブ入りをしているミラノ氏の理想、願望、夢、祈りが崩壊したのかと思いきや、4/29熊本でジュース・ロビンソンvsチェーズ・オーエンズのシングルマッチが組まれている事をこの日、知りました。
この日も負けるオーエンズでしたが、いくら負けても変更はないカード。
こんなものオーエンズに獲ってくださいと言わんばかりの、手厚い滑り止めでございます。
昔、受験の滑り止めにも失敗したクラスメイトがおりましたが、鈴木みのるばりに八つ当たりをしておりました。まぁそういう方だったんですけど・・・今頃どうしておられますかね。
(出典:新日本プロレス公式)
あまり凄そうに見えないマイキーボムですが、しっかり結果を出しております。
第5試合
ヘナーレ ✖ヒクレオ
★
矢野通〇 タンガ・ロア
真壁刀義 タマ・トンガ
後藤洋央紀 ジェイ・ホワイト
【10分38秒 横入り式エビ固め】
【総評★★☆(2.5)】
◆何度負けようが、また立ち上がれば、それは負けじゃねぇ!
他の誰に失望されようが、俺自身は絶対に失望しない。それがたとえ家族であっても・・・
そんな思いからか、この日、荒々しい荒武者がプランチャーを披露。(初?)
こんな素晴らしい名言を生み出した殿には絶対に勝って欲しい。失望なんてしてほしくない。
それよりも、いまだにマディソン・スクエア・ガーデンを完売にした事に固執しているジェイ・ホワイトの方こそ、天は失望を与えるかもしれません。
(出典:新日本プロレス公式)
第6試合
YOH✖ BUSHI
★
飯伏幸太 内藤哲也
石井智宏 〇EVIL
【13分02秒 スコーピオンデスロック】
【総評★★★(3.0)】
◆内藤哲也の出した答えはもちろんNo!飯伏幸太は“その場しのぎ”をしているように見える。しかし、実は定番化するあの展開・・・
(出典:新日本プロレス公式)
第7試合 スペシャルタッグマッチ
SHO✖ 鷹木信悟
★ ★
オカダ 〇SANADA
★ ★★
【19分38秒 スカルエンド】
【総評 ★★★★(4.0)】
◆ロスインゴ二人による堂々のマイクパフォーマンス
「二兎追うもの一兎も得ず」
熱戦の後、鷹木信悟がSHOへ放った堂々のマイクパフォーマンスに、ちょっとギクッとしましたが、
もう、これで十分だろ!
と言わんばかりに、早々にリングを降りようとするSANADA・・・
それに対し会場からは大大大「SANADA」コール。(スゴかった)
この一連の流れは棚橋弘至がよく行うパフォーマンスであり、「フリ」・・なのでありますがSANADAの場合は・・・
本当に帰ってしまいそう…
だからこそ皆、必死に引き止める。普段のノーコメントがこういうところで生きております。
SANADA「オカダさん、ちょっとだけ、ちょっとだけ、熱くなってきました。最後のツームストンは俺からのギフトだよ。そして、そして、皆さんに、いい報告があります。東京で、一番、ここ後楽園ホールが、好きです。オイ、後楽園!シー・ユー・ネクストタイム!」
(引用:新日本プロレス公式)
(出典:新日本プロレス公式)
嫌がりながらもマイクを持ち出すとしっかり期待に応えるSANADA。
千両役者です
ミラノ氏が昨日は120点、この日は160点をつけた『パラダイスロック』同様、技にバリエーションを増やして一気にIWGPヘビーのベルト戴冠となるでしょうか?
(出典:新日本プロレス公式)
それと完全にSANADAがIWGPを巻く姿がイメージ出来上がっている家康。ファンにもう少し要求した方がいいと感じますが・・・これもSANADA流。ちょっとずつ、ちょっとずつこの期待感を高めてくれる事でしょう。