家康のプロレス人生

安倍政権を批判し、新日本プロレスに忖度するブログ!

2019/1/4東京ドーム【全9試合】

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。とうとう始まった1.4東京ドーム大会。日本という国を出れば、必ずしも1月1日がおめでたい日というわけではない国もございます。それと同じようにプロレスファンにとっては、ここからが本当の2019年の始まり。
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実況  草薙和輝さん

    三上大樹さん

    田畑祐一さん

    野上慎平さん

    吉野真治さん

    大西洋平さん

解説  山崎一夫さん

    柴田惣一さん

    金沢克彦さん

    ミラノコレクションA.T.さん

ゲスト 獣神サンダー・ライガー選手

    真壁刀義選手

    松木安太郎さん

    蝶野正洋さん

観衆  38162(満員) 

 

◆第0試合 NEVER無差別級6人タッグ王座 ナンバーワン・コンテンダー・ガントレットマッチ 

 

THE ELITE:自らトップバッターを志願したであろう髙橋裕二郎。そんなにピーターさんを見せたい理由は、矢野通のコーナーマット外しと同じくらい理解に苦しむ…

マーティ・スカルの指折りにレジェンドが「ここは静かにした方がいい!」とアシストするも不発。

全くいいところなくあっという間の決着に新年早々驚いてしまう。今度どうするのであろうか?

 

多国籍軍:頭から出ているチームは当然不利なルール。それでも頑張りを魅せ、第0試合から歓声が大きかったのは、やはり永田裕志のお陰だろう。

白目で年明けをする事が出来なかったのが敗因であろう…

 

CAHOS軍:どうしてもチャッキーTに目が行ってしまい、試合に集中できず。

覚醒する暇もなく敗退は逆にちょっと残念に感じました。どうせならしようよ。バレッタの表情は良かったので仲直りでもしたのだろうか?

 

鈴木軍:高校時代から永田裕志の事を知り因縁がある鈴木みのる。どんな想いでこの二人は、この場所に立ち闘っているのだろうと思いながら観ていました。

鈴木軍はメンツ的にも試合順的にも有利だったが、この世の中最終的にはずる賢い者が勝者になるシステムらしいです。

 

田口ジャパン:どう考えてもまとまりがないチームだと思いましたが、以外にも不思議なチームワークを魅せた田口ジャパン。

矢野通が「カモン!真壁!」「カモン!監督!」とチームを奮起する為、精力的に声を出していたのには、以外にも親分肌な方なんだなと感じました。毎回面白い試合を魅せてくれそうなのでタイトルを獲ってほしいですね。
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勝者 田口ジャパン

良い選手、良いチームが出ていても1+1=2ともならなかった第0試合。まるで制限時間が決められていたかのような試合展開の早さに戸惑い気味の家康。プロレスって本当に難しい。

メインを張っていった選手が花道も歩けない屈辱に、モチベーションも下がってしまったのでしょうか?前座ということに、かなり不満の多かった選手達。

それを解決すべく家康の想像通り東京ドーム2連戦(ガクガクブルブル)

メイ社長とは気が合いそうだなぁ。

 

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第1試合 NEVER無差別級選手権試合

 

飯伏幸太:何度見てもあのひとでなしドライバーはさすがに声が出る…

去年の〈G1〉準優勝者を倒したオスプレイの強さはやはり本物か?初めは却下しつつも、いざ獲ったらベルトを大事にしていた飯伏幸太。

そんな姿から、これからどんなチャンピオンロードを魅せてくれるのかと期待しておりましたが残念。

 

ウィル・オスプレイ:「あの肘は鈍器で殴っているのと同じですからね」とミラノさんがいうように、ひとでなしエルボーを披露したオスプレイ。

新たな技は次なるステージを見せてくれる。飯伏幸太と堂々渡り合ったオスプレイは次、どんな景色を魅せてくれるのか楽しみです。
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勝者 ウィル・オスプレイ

東京ドームのリングが無重力空間に包まれた超人と鳥人の対決。第1試合から衝撃的な映像の連発にちょっと引く所もありました。

二人とも覚醒すると猟奇的なところがあるので、そこが想像していた試合と違った部分ではありました。

 

第2試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合3WAYマッチ 

CHAOS:残念ながら勝者とはなりませんでしたが、デスペラードに放ったカウンターの3Kは爽快な気分になりました。簡単に決まり破壊力抜群の3Kは、これ一本でも新日本を代表するタッグチームへとなることでしょう。

 

ロスインゴ:去年は2階スタンドからお金を払って観ていた鷹木信悟。ヘビー級でもよかった彼をジュニアに置いたのは、ジュニアの底上げを図ったのかもしれません。

髙橋ヒロムも体重を増やしたみたいですし、これからジュニアが盛り上がりそうです。


鈴木軍:悪いことをする暇もなく終わってしまいましたが、長期間ベルトを保持していた事は、とても評価するべきことでしょう。家康とても好きでした。
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勝者 BUSHI&鷹木信悟

相変わらず選手からもお客様からも異議を申し立てられる3WAY。誰も文句を言えないルールに変更することも必要でしょう。

この時思いましたが、なんとも勝者が花道を歩いて帰れないのが寂しい。もう一本作ってもいいのではないでしょうか?せっかくの晴れ舞台なのに違和感を感じます。

 

 第3試合 プリティッシュヘビー級選手権試合

 

 ザック・セイバーJr.:試合前のTAKAみちのくのマイクパフォーマンスはイギリスで初めて観戦するお客様にとって嬉しい事だったでしょう。

 

石井智宏:性格上ギブアップで負けたくない男のギブアップ。尋常ではない腕の痛み方に、こうして平凡に暮らす家康申し訳なく感じました。石井智宏の先に待っているのが、その痛みに見合うものであることを願います。
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勝者 ザック・セイバーJr.

ほとんどが関節技の試合にも関わらず、あれだけ会場を沸かせるのは世界でザック・セイバーJr.しかいないでしょう。

フライトの時間を含めコンディションを整えてきたのはまさにプロフェッショナル。

 

◆第4試合 IWGP タッグ選手権試合3WAYマッチ

 

ロスインゴ:栄冠と共に入場するロスインゴチーム。

今回も入場時、両手が忙しく大変そう。これでベルトもとなると・・・入場時が気になって仕方がない・・・襲われなくてよかったですね。

魔法にかかったミラノさんがいましたが、この試合はSANADAの試合となりました。

お年玉パラダイス、連続プランチャーに鳥肌連発。

家康も 日本で一番東京ドームが好きになった瞬間だったでしょう。

 

ヤングバックス:世界を渡り合う最強の兄弟タッグ。連携ではこのチームが上を行っていました。もう少し見ていたいチームではありますが。

 

G.O.D:入場曲とコスチュームを変えてきたG.O.D。邪道の奇妙なペイントもあり、道で会ったら近寄りたくない集団と化していました。

どう見たらGood Guyなのでしょうか・・・ 
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勝者 SANADA&EVIL

毎回、実況の方が試合権利のある選手を確認しますが、それでも途中から分からなくなってしまうシーンがありました。

分からなくなってしまうと面白味が半減してしまう気持ち。この試合で初めて味わいました。

 

◆第5試合 IWGP US ヘビー級選手権試合

 

Cody:久々に見たCodyは、やっぱり強いなぁという印象。「ズルさ+うまさではなく×だ」と言う山崎さん。本当にその通りでユニットの一員では収まらないものを持っていると思います。

 

ジュース・ロビンソン:2年前の雪辱を晴らしたジュース。この2年間でCodyを倒すまでにした努力は半端ないものだったでしょう。

パルプフリクション2連発は、普段見る事のないジュースの鬼のようなものを感じました。
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勝者 ジュース・ロビンソン

健気な奥さんの介入があったからという訳ではないですが、家康的になんとなく盛り上がれなかった試合。他の試合と比べてこの二人のストーリーがなかったからかもしれません。

何故、ジュースはこのベルトに挑戦できたのでしたっけ?

しかし、二人のナックルの打ち合いに『ジュース!』『Cody!』と自然発生した声援には驚きました。

こういう一体感は、その場所でしか味わえない醍醐味ですね。

 

◆第6試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合

 

監督:悔しいでしょうけどKUSHIDAの入場をアシストした監督の貢献度は高し。今後、テレビでの道が開けるでしょう。(占い師みたい)

 

KUSHIDA:可愛い顔してエグい技をするKUSHIDAは今宵も健在。腕攻めに絞る試合運びは王者の貫禄。

ホバーボードロックか?バックトゥザフューチャーか?の駆け引きが大好物な家康。残念ながら負けてしまいましたが、また這い上がってくるのがKUSHIDAでしょう。

 

石森太二:16年前のデビュー戦以来、2度目の東京ドームの石森太二。KUSHIDAと同じイノシシ年らしいです。とうとうこのベルトを手にしてしまった石森。この年男の2019年はベルトと共に飛躍の年となるか?
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勝者 石森 太二

この大会唯一の日本人同士の闘いに注目が集まりましたが、最後はあっさり決まった感じでした。ここまでベルトが全て移動しているのも関係して、この試合でも移動するのではと思いながらの観戦となりました。

11分という試合内容でしたが、この二人だけが出来る試合となりました。

 

◆第7試合 スペシャルシングルマッチ

 

オカダ・カズチカ:入場時、新コスチュームで登場したオカダ・カズチカ。

キョウイチかっこよかったです。ショートタイツを披露しただけで大歓声。スターですね。

途中から負けるんじゃないかと思いましたが本当に負けてしまい驚愕。。。レインメーカーの運命やいかに。

 

ジェイ・ホワイト:こちらも白をベースにした新コスチュームで登場したジェイ・ホワイト。白もいいなぁ。髪の毛の先を薄くグリーンに染めてきたのもさらにセクシー。

スイッチブレードショックとなった今宵、とうとう禁断の扉は開けられた。

スイッチブレードとカリスマの遭遇は今後あるのか?注目したいところです。
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勝者 ジェイ・ホワイト

去年もこの試合も文字通りオカダの足を引っ張った外道。人の道を外れた人の存在は家康の心をいつも癒してくれます。

いつもありがとう外道さん。

 

◆第8試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合 ノーDQマッチ

 

内藤哲也:入場時の『ナイトー』コールにはワールドなのに毎回鳥肌が立ってしまう家康。どういうメカニズムなのか毎回不思議でしょうがない。

試合はノーDQマッチという、せっかく制御不能さを発揮させるには絶好のルールにも関わらず、敢えてそれを望まなかった内藤哲也。

二度と見る事のないであろう竹刀を持つ姿や、コーナーパッドを使う攻撃も制御不能っぽさは感じられず。そればかりかロスインゴの介入も期待したが全く来る気配がない。

やはり内藤哲也の奥底に眠る、かつて棚橋弘至に憧れていた気持ちがそうさせたのでしょうか・・・

なんか荒れ狂う姿を期待していた家康、申し訳なかったです。

そうですか!そういう姿を目指しているのですね内藤哲也。

しかと心に刻みましたぞ。

 

クリス・ジェリコ:試合前に色々とリング下に仕込んでいたジェリコ。それを想像しただけで、ジェリコ寄りになってしまいそうだったが、そこは鬼にして観戦していた家康。

言わなければ警戒されないのに「カモン!ナイトー!カモン!ナイトー!」と叫ぶ姿はまるで息子を鍛える父親のように見えました。

実はとてもいい人。
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勝者 内藤哲也

 『プロフェッショナル』対『プロフェッショナル』の闘い。

内藤哲也は、よく知らない選手に負けた人生最大の汚点と言うも、やっぱりリスペクトするところはあるのではないでしょうか?

お互いプロフェッショナルな試合は家康の心を揺さぶりました。

そしてこの抗争は終わりを迎え、次は要らないというベルトを内藤哲也がどう扱うのか楽しみな日々になりそうです。

 

◆第9試合 IWGPヘビー級選手権試合

 

ケニー・オメガ:序盤は手ごろな値段から攻めていたケニーだったが、やっぱり急にウニとイクラを選んできたベストバウトマシーン。

圧倒的なパワーもそれだけでは勝者とならないのが奥深いプロレス。

半年間、新日本を背負ってきた男がこのまま去らないでほしいものだが。

 

棚橋弘至:必勝バターンが通用しない時点で、エースの負けを確信した家康の方が負けでした。

ハイフライフローしかないのが敗因だと一瞬感じましたが、それ一本を貫き通した棚橋弘至の精神力は世界一かもしれません。

リアルタイムで初めて観た棚橋弘至の東京ドームでの「愛してま~す!!」

どちらが勝ってもハッピーだったのでしょうけど、この男の《愛》には誰も勝てないです。
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勝者 棚橋弘至

自称品のある男自称品のない男のイデオロギー闘争。

天が下した審判は品のある男を選んだ結果に。

ただこのまま長期政権とはどう考えてもいかないでしょうと・思うところ、

まさかまた、そういうファンの想いを逆手に取るのか?

 ・休憩なしの長時間視聴の為、いくらメインでも最後の方はちょっと集中力が切れてしまいました。そこがマイナスポイントかな・・・60分じゃなくてよかった~

かと言って10分で終わる訳にもいかないですから難しい問題だと思います。

・なんとなくどこのシーンを思い出すかと言えば、ミラノさんが倒れていたシーンが一番に浮かんでしまいました…

・全試合のリプレイ再生がカウントしただけで20回は超えていました。途中からカウントを止めましたが、「あっここもう一回観たいな」っていうシーンはリプレイ再生がされており国民的スポーツ感が出ていたと思います。

・来年は東京ドーム2連戦かぁ・・・