家康のプロレス人生

安倍政権を批判し、新日本プロレスに忖度するブログ!

内藤哲也の「危機感を持ったほうがいいよ!」という発言 実はこれある特定の選手に“だけ”向けた言葉ではないのだろうか?

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っと危機感をもった方がいいよ。なにか思うことがあるなら、口に出したり行動に出るべきなんじゃないの?

 

2月9日の大阪城ホールでKENTAとの激闘を制した内藤哲也は、このようにコメントした。

 

最初わたしは、このコメントの真意は親日愛から来る全選手への叱咤激励なのだと思っていた。

 

だが・・・

 

実はこれ、ある特定の選手に“だけ”向けたコメントだったのではないかと、内藤哲也の日記を見て思い始めた。

 

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その前に一つの疑問を解消したい。

 

例年であれば、挑戦表明の“場”として行われる1月5日・後楽園ホール大会。

 

今年は1月6日・大田区総合体育館がその代わりとなり、そこが一つのポイントとなる“はず”であった。

 

だが、1月5日・東京ドーム2連戦のラストに乱入するという、かつてない暴挙に出たKENTAによってIWGPとICの防衛戦は強奪された格好となった。

 

は、もし1月5日にKENTAが乱入しなければ、1月6日の大田区総合体育館では誰が挑戦表明する可能性があったのであろう?

 

そして、誰であれば挑戦者として相応しかったのであろう?

 

可能性がありそうな選手を一人ずつ見ていこう。 

 

 

 

オカダ・カズチカ

4日に飯伏幸太を沈めIWGPの防衛に成功するも、5日に内藤哲也との勝負に直接敗れているので、普通に考えればすぐにリマッチというのは考えにくい。

 

飯伏幸太

4日にオカダ・カズチカ、5日にジェイ・ホワイトと連敗を喫していれば、2冠王者の相手としては非常に厳しい。

 

ジェイ・ホワイト

5日に飯伏幸太を撃破しているが、4日に直接内藤哲也に敗れICの防衛に失敗しているので何とも言えない状況。

 

棚橋弘至

5日にクリス・ジェリコとのシングルマッチに敗れており、これもまた挑戦するには厳しい。

 

鈴木みのる

5日に念願であったジョン・モクスリーとの対戦を希望し挑戦表明しているので、2冠王者には興味なし。

 

タイチ

4日と5日に試合を組まれているものの、2冠の挑戦権を手に入れられるようなカードではなく、6日に傷心のオカダ・カズチカを襲撃。

 

後藤洋央紀

5日にKENTAからNEVERを奪取し「KENTAの乱」後に3冠戦を要望するも後出しジャンケンのため叶わず。結局、鷹木信悟との防衛戦にも敗れ丸腰となってしまう。

 

ザック・セイバーJr.

5日にSANADAを下しブリティッシュヘビーの防衛に成功。その後IWGPへの挑戦を口にするも、6日にウィル・オスプレイが挑戦表明をしてしまう。

 

ウィル・オスプレイ

4日に高橋ヒロムに敗れIWGPジュニア陥落。その後、6日にザック・セイバーJr.が持つブリティッシュヘビーに挑戦表明。

 

KENTA

5日に後藤洋央紀にNEVERを渡してしまうも、その後の暴挙によって2冠王者となった内藤哲也の挑戦者として決定する。 

 

 

 

若干の可能性としてはCHAOSの石井智宏、鈴木軍のザック・セイバーJr.あたりが有力なのかなとも思うが、こう考えると2月9日・大阪城ホールでの挑戦者で、しっかりとした実績があり2冠王者である内藤哲也の相手として相応しい選手がいなかったことが見えてくる。

 

直近のドーム後の挑戦者を見ても・・・

 

2019年

4日のシングルマッチでオカダ・カズチカを破ったジェイ・ホワイト

 

2018年

4日にIWGPタッグの奪取に成功したSANADA

 

2017年

5日に電撃復帰した鈴木みのる

 

2016年

4日のシングルマッチで内藤哲也に勝利した後藤洋央紀

 

と、必ずしも4日に次期挑戦者としてのカードが組まれているわけでもなく、タイミングが合えば“言ったもん勝ち”なところがあるドーム後の挑戦表明。

 

当初、内藤哲也はKENTAが挑戦者として決まったことに対して不満を抱いていた。だが、結果としてKENTAで良かったと振り返っている。

 

この状況を見逃さなかったKENTAの嗅覚と覚悟、その後の話題の振りまき方などを見れば、結果的に防衛戦一発目の相手としてKENTAは相応しい相手だったのであろうと思う。

 

 

 

しかしその反面、新日選手に対する内藤哲也の不満

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は・・・

 

内藤哲也はKENTAではなく誰であったなら納得したのか?

 

そして、この言葉の真意は誰に向けられたものなのか?

 

まさかYOSHI-HASHIやヘナーレに向けた言葉・・・

 

な、わけがない。

 

 

 

EVILとSANADA

言葉では“あえて”新日本の選手と言っている内藤哲也ではあるが実はこれ、「EVIL」と「SANADA」に“だけ”向けられたものではないだろうか?

 

おそらく他選手へという意味合いは1ミリもないと思う。

 

NEVERの防衛に失敗したKENTAが挑戦表明できたのなら、“謀反”を覚悟してでもEVIL、SANADAに出て来て欲しかったし、出来たんじゃないのか?

(勝手な想像)

 

“謀反”の疑いが常にあるEVILとSANADA。

 

だが、例えそうなってしまったとしても自分の前に出てきて欲しかったという内藤哲也の強い想いを感じるし、むしろそれを煽っているかのようにも見える。

 

また、かつてジェイ・リーサルを追放した過去からも最終通告ともとれる。

 

それくらいの覚悟が内藤哲也の中にはあるのではないだろうか?

 

別に“謀反”とまで行かなくとも「KENTAの乱」のあと、すぐ救出に来て「俺だ!俺だ!」となり、KENTAとの挑戦権を争うということも出来たはずである。

 

その不甲斐なさからきた「危機感を持ったほうがいいよ!」発言。

 

これは決して自分だけの利益を考えた発言ではなく、常にユニットのこと仲間のことを想ってこその発言。

 

まあ、EVIL、SANADAからすれば“おせっかい”に感じるのかもしれないが、プロレスの世界では逆に、こういう人物は珍しいケースなのかもしれない。

 

   

 

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