【SANADAがIWGPのベルトを巻く姿がイメージ出来ない!|新日本プロレス】
5/4福岡で行われるIWGPヘビー級選手権試合、王者オカダ・カズチカ vs 挑戦者SANADA。この試合に向けて、普段はノーコメントのSANADAがここ最近「イメージ」というワードを頻繁に使用しコメントを残している。
4/15 山梨・甲府市総合市民会館
SANADA「今日のメインのマイク、締めは、すごく刺激的でした。ああいう、刺激的なヤツが、俺も欲しいんだ。(※腰にベルトを巻く仕草をしながら)イメージしてくれよ」
4/14 群馬・ニューサンピア高崎
SANADA「俺はいま、自分の可能性と未来に、とてもワクワクしてんだよ。SANADAがチャンピオンになった世界観、それともオカダがチャンピオンのままの世界観、どっちがワクワクするか、イメージしてみろよ。」
4/13 茨城・つくばカピオアリーナ
SANADA「イメージしてくれよ。SANADAがIWGPのベルトを巻いている姿を。全員、全員を、いままで見ることができなかったワクワクな世界に俺が連れてってやるよ」
もちろんSANADAがチャンピン・・・という新たな景色を見てみたい、そしてロスインゴファンとしても、そうなって欲しいところなのですが・・・
SANADAがIWGPのベルトを巻いている姿がイメージ出来ない・・・
正確にはイメージ出来るけど、そこに至るまでの過程がイメージ出来ない。
すなわち、オカダ・カズチカという絶対王者から3カウントを奪う瞬間が。
何故SANADAは、今回こんなにも自信を覗かせるのでしょうか?
オカダ・カズチカを倒す為のSANADAのフィニッシュとなるのは、
・ジャパニーズレッグロールクラッチ(丸め込み)
追記:正確にはオコーナーブリッチとSANADAが命名しておりました。申し訳ございません。
・スカルエンド
・ラウンディングボディプレス
タイトルマッチで『丸め込み』?勝ってしまえば何でも構いませんが、オカダがそれを許すだろうか?
『スカルエンド』?強靭な肉体で絞めあげる威力は物凄いものだろうけど、オカダは意地でもキブアップはしないだろう。
では、そこからの『ラウンディングボディプレス』・・・
もちろん、これが決まればいくらオカダでも文句なしに勝利だと思うが・・・
相手は絶対王者オカダ・カズチカ・・・果たして決まるだろうか?
しかも失敗したら大ダメージ、上手く着地しても膝に負担が掛かるというリスクから、オカダの『レインメーカー』のように何発も放てる技ではありません。
その結果が対オカダ戦、5連敗という事なのでは・・・
ここでまさかの『シャイニングウィザード』でも隠し持っていれば話は別ですが、どう転んでも「現状のSANADA」で挑むであろうSANADA。
となると、やっぱりイメージが出来ないのです・・・
内藤哲也が乱入してくる計画でも立てているのでしょうか?
恐らく1%の可能性もない・・・
散々悩んだ挙句、これはもう闘った者にしかわからない「何かの手応え」を前回の闘いで感じたのでは?と考えていると・・・
イメージしてくれよ!
結局ここに辿り着くのですが、これはもしや、
ただイメージするという事ではないなと・・・
地元長岡でのNJC決勝、あの日、沢山のファンがSANADAの優勝をイメージした。
それによって生まれた地元長岡での「期待感」と「会場の空気」
頭から落とす?フィニッシュ技がどうこうのではなく、目に見えない「期待感」や「会場の空気」を支配する事によって、リングの上に立ちそれを受ける者だけが感じる「手応え」。
これを福岡でも再現しようと狙っているのではないでしょうか?
そう、あの日の内藤哲也のように・・・
となると、イメージ出来ない!とか言ってられなくなりました。
1年に1回あるかないかの大一番。現実的にイメージ出来なくともイメージする事によって生まれる「期待感」や「会場の空気」がSANADAの一動きとなる。
そしてその先に待ち受ける新しい世界。
この方、やっぱり喋ると面白くて深い!
そして家康、SANADAがベルトを巻いている姿を今日からイメージ致します。