【「武藤敬司」譲りの畳み掛けを間違えたSANADAの隙 | 新日本プロレス】
SANADAがチャンピオンになった世界なのか?それともオカダがチャンピオンのままの世界なのか?という運命の一戦となったレスリングどんたく2019のメインイベント。
かつては新日本の門を叩き門前払いという屈辱を受けた男が、とうとう新日本の至宝を手にしてしまうというストーリーをイメージしておりましたが、結果はご存じの通りオカダがチャンピオンのままの世界となりました。
絶対王者オカダ・カズチカを倒すべく、NJC決勝の舞台のような空気を今一つ作れなかった事が敗因に繋がったのかもしれませんが、最大の敗因は恐らく・・・
SANADAが見せた一瞬の隙
SANADAを応援していたファンの方は、この瞬間を一番悔やむのではないでしょうか。
この約40秒後・・・マットに沈むSANADA。
家康は思いました。
あの時、試合中盤で魅せた師匠譲りの畳み掛けをしていればと・・・
それがこちら。
低空のドロップキック
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ドラゴンスクリュー
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パラダイスロック!
いやいや、おかしいでしょ(笑)!と、突っ込んだのは私だけでしょうか?
こだわりが人一倍強いSANADA。
そのこだわりを最後の最後でも魅せる事が出来ていたのならば・・・もしかしたら、もしかしたら新しい世界になっていたのかもしれません。
これで最後尾になったSANADA。さぁ、これからどこへ行くのか…
第8試合 IWGPヘビー級選手権試合
〈王者〉 〈挑戦者〉
オカダ・カズチカ〇 ✖SANADA
★★ ★×10
鳥肌×1 笑×1
【38分03秒 レインメーカー】
【総評 ★★★☆(3.9)】