【石森太二と共に生まれ変わったジュニアの祭典開幕〈5/13〉宮城・仙台サンプラザホール試合評価 | 新日本プロレス】
実況 村田晴郎さん
解説 ミラノコレクションA.T.さん
ゲスト 邪道選手
観衆 1630人
- 第5試合 BEST OF THE SUPER Jr.26 Aブロック
- 第6試合 BEST OF THE SUPER Jr.26 Aブロック
- 第7試合 BEST OF THE SUPER Jr.26 Aブロック
- 第8試合 BEST OF THE SUPER Jr.26 Aブロック
- 第9試合 BEST OF THE SUPER Jr.26 Aブロック
第5試合 BEST OF THE SUPER Jr.26 Aブロック
タイガーマスク〇 ✖TAKAみちのく
【10分58秒 タイガースープレックスホールド】
(出典:新日本プロレス公式)
マイナスからのスタート
BOSJ12.13優勝、18年連続出場となるタイガーマスクでしたが、今年は入場時にタイガーポーズを封印してしまうほど膝の状態は思わしくない。
当然、その弱点を突いてくるザック化したTAKAみちのくに手こずるタイガーマスクでしたが、最後は、みちのく時代の恩人をマットに沈め辛くも勝利。
膝の不安を抱えてのスタートとなりましたが、この日、タイガーポーズともう1つ封印している(特に後輩へ魅せる)キラータイガーの封印を解く事が出来るかが上位へ食い込むカギとなりそうです。
タイガーマスク〇 ✖TAKAみちのく
★ ★
【総評★★★☆(3.2)】
第6試合 BEST OF THE SUPER Jr.26 Aブロック
ティタン〇 ✖金丸義信
【11分01秒 インモルタル】
(出典:新日本プロレス公式)
すっとこどっこいに料理されてしまったウイスキーおじさん
試合巧者な金丸義信も一度見ただけでは真似できないインモルタルという、ファンタスティカマニアでも披露した技に料理されたウイスキーおじさん。
スパイスの効いた試合展開も面白かったですが、ティタンが繰り出す、普段、見慣れない技の数々に新鮮さがありました。
ティタン〇 ✖金丸義信
★★★★★
【総評★★★☆(3.5)】
第7試合 BEST OF THE SUPER Jr.26 Aブロック
マーティー・スカル〇 ✖ジョナサン・グレシャム
【12分22秒 ブラックプレイグ】
(出典:新日本プロレス公式)
ヴィランエンタープライズのリストから外れたジョナサン・グレシャム
試合は残念ながら負けてしまい、ニューメンバーを探しに来たというマーティー・スカルのリストから削除されてしましたが、仙台のお客様と同じく食い入るように見てしまうテクニックに惚れ惚れ。
前回試合を見た時は、ロッキー・ロメロと同じく陽気な雰囲気の選手かと思いましたが、昨日の記者会見では非常にシリアスな表情で語り、謙虚な選手という印象的でした。
新日本のリングに上がれる嬉しさを噛み締める謙虚なジョナサン・グレシャムだけを応援したいところですが、応援したい選手が沢山いて困ってしまいます…
マーティー・スカル〇 ✖ジョナサン・グレシャム
★★★ ★★★★★
【総評 ★★★☆(3.8)】
第8試合 BEST OF THE SUPER Jr.26 Aブロック
SHO✖ 〇鷹木信悟
【25分07秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン】
(出典:新日本プロレス公式)
とうとうシングルプレイヤーとしての実力が解禁された鷹木信悟
新日本に参戦してからシングルの試合は海野翔太との対戦のみだった為、その本当の実力がベールに包まれたままの鷹木信悟でしたが、今回じっくり観戦する事ができましたね。
全勝優勝、そしてその先にあるインターコンチへの挑戦をチラつかせている鷹木信悟・・・強いですね。
25分という時間は掛かったものの、飯伏幸太並みの肉体を誇るSHOに勝ってしてしまう実力は本物だ。
いったい誰がこのドラゴンを倒すのか?それとも誰も倒す事が出来ずにドラゴンが優勝するのか?
そんな鷹木信悟だけの「テーマ」がグツグツと煮えたぎるマグマのように始まった瞬間でした。
SHO✖ 〇鷹木信悟
★★★★★ ★★
【総評★★★★☆(4.2)】
第9試合 BEST OF THE SUPER Jr.26 Aブロック
ドラゴン・リー✖ 〇石森太二
【18分32秒 ブラディークロス】
(出典:新日本プロレス公式)
ジュニアへの覚悟と決意を感じる石森太二の生まれ変わったコメント
昨日の記者会見で、ジュニアには絶対王者がいないので俺がなる。そして髙橋ヒロムの事ばかりを口にするドラゴン・リーと、ヘビー転向への踏み台と考えている鷹木信悟が気に入らないと噛みついた石森太二。
平和な会見を一瞬で凍りつかせるだけの事はある自分への絶対的な自信、そしてジュニアへ対する熱い気持ちが伝わってきた石森太二のコメントが、今回のジュニアの祭典の生まれ変わりを感じました。
最後の締めでも、地元宮城という事で「素の石森太二」という引き出しを披露し幅の広がりを魅せた石森太二。
髙橋ヒロムがいなくともジュニアは盛り上がるのだ!
というところを、もっともっともっともっともっともっともっと~魅せて欲しいです。
ドラゴン・リー✖ 〇石森太二
★★★★★ ★★
【総評★★★☆(3.5)】
(出典:新日本プロレス公式)
最後に・・・
〈G1〉とはまた違うスピード感溢れる試合、そして選手それぞれの「目標」「テーマ」が相まって、生まれ変わったジュニアの祭典・・・面白い!