新型コロナウイルスという「荒波」も、しっかり「舵」を切ってきた新日本プロレス
新日本プロレスが新型コロナウイルスの影響を受け3月15日まで予定されていた11大会を中止すると発表した。(それ以降の大会は状況を踏まえて発表)
後手後手で無策、責任転嫁や丸投げが日常茶飯事、メンツのためなら国民の危険などまったくかえりみず平気で改ざん嘘を重ね、詐欺師同然である政府の発表とはいえ、イベントの中止や延期要請が発表された2月26日であるその日に決断したことには正直驚いた。
この素早い対応にTwitterでは、「英断だ!」「返金は要らないので新日本で使ってください!」等といった賛辞のコメントが目立った。
大会中止による損失よりもまずはお客様、そして選手やスタッフの安全を確保する。
当たり前のことのようだが、“できる”のに“しなかった”ということは“しなかった”新日本プロレス。
これは2月中に発表したという点も評価ができる。
何故なら、新日本プロレスには「新日本プロレスワールド」や「公式サイト」という有料コンテンツがある。
それを2月中に退会されてしまう可能性があるからだ。
本物のファンならそんなことする必要はないだろうが、もし仮に3月の頭に発表していたならば・・・
当然、不満が噴出していたことでしょう。
それを踏まえての「英断」であったのだと思いますが、安倍政権のような隠蔽体質であれば間違いなく3月に入ってから発表していたことでしょう。
今回の新型コロナウイルスによって、新日本プロレスだけでなく多くの企業で多額の損失が発生してしまうことが予想されます。
しかし、もっとも重要なことはそんな損失をいかに防ぐか?ではなく、どれだけファンと従業員の「信頼」という損失を防ぐか?ということ。
これを企業側には試されているのだと思います。