【ニューヨークで一番「小ズルい男」ケニー・キングの犯行現場を押さえてみた。そして、もしタイチがその場所にいたなら・・・ | 新日本プロレス】
まさかのグレート・ムタ vs 獣神サンダー・ライガーという夢の対決がニューヨークで実現してしまうという歴史的瞬間から幕が上がったMSG第0試合。40分を超える長丁場だったのにも関わらず瞬きを許さぬ展開は、裏のメインイベントというのに相応しい内容だったかもしれない(勝手に)。
結果はご存じの通りケニー・キングという日本ではあまり馴染みのない選手が「ズル」を犯し、勝者になるという非常にシラけた最後となった。
映画の世界でも現実の世界でも最後は「小ズルい」者が生き残るようになっているようです・・・
途中から姿を忽然と消し、最後の最後に“イイところ”を持っていったケニー・キング。
彼はいったいどこで姿を消したのか?
正直スルーしてもいい内容だったのですが、少し気になってみたので現場を押さえる事にしてみました。
まず、適当に再生をしてみると、鈴木みのると石井智宏がバチバチに喧嘩している映像が流れました。
(出典:新日本プロレス公式)
そして、昔も今もワクワクを提供してくれたグレート・ムタが見参しており試合も終盤。
この時点で犯人の姿はどこにも見えません・・・
という事で、少し巻き戻しを・・・
いた!犯人だ!
ニューヨークで一番「小ズルい男」ケニー・キング!
(違いますよ)
いったいこの男はどのタイミングで姿を消したのか?
絶対に見逃さない為にも、何が起きようとも犯人をロックオンする家康。
そう、何が起きようとも・・・
ニューヨークでも存在感が抜群な監督
何が起きようとも・・・
ずっと犯人をロックオンしておりましたが、まったく正々堂々と闘おうとせず本当に小ずるい奴で・・・(本当は違います)
絶対に現場を押さえてみせる!
変な使命感を背に足取りを追っていると・・・
世界のレジェンド獣神サンダー・ライガーが入場
(出典:新日本プロレス公式)
もしかして、このタイミングか!
誰もがレジェンドに注目しているその隙を突いて犯行に及んだというのか?
いや・・・しかし、犯人はまだ行動に移さない。
ここで気づいた事は入場時、花道側は常に暗いままなのに対しリング上はライトが照らされたままになっているのに気づく家康。
選手の入場時だけリングが暗くなるのならまだしも、常にライトが照らされているリングの上で白昼堂々と犯行に及んでいたとしたらケニー・キングという男、恐るべしだなと・・・
そんなことを思いながら追っていると・・・
その時は来た!
第0試合のルールは、3カウント、ギブアップなしのオーバー・ザ・トップロープ(トップロープを越えて落ちると失格)。
その上で一人では到底無理な新日本の巨人バットラック・ファレを、複数の選手でリングの外に落とそうとしている瞬間でした。
一応その状況に加担する犯人。
おや?段々体勢が怪しくなってきました・・・
これはもしや・・・
トップロープとセカンドロープの間から完全に出ております。ルール上これは落下してもセーフとなりますが・・・
見事に、そのままファレと共に落下しております。これは偶然か?
その後、何か閃いた感じの犯人・・・
監視カメラに映っている映像はここまででしたが、決定的証拠となりました。
その後は、リングの下に隠れてグレート・ムタとライガーが隙を見せた瞬間に勝利を横取りした犯人。
恐らく故意ではないのでしょうけど、その落下からニューヨークで一番「小ズルい男」という称号を得たケニー・キング(勝手に)。
もし、この場所にタイチがいたのならば・・・
第0試合に出ていたかは微妙ですが、もし出場していたならば、きっとボスと闘うのを恐れて最初からリングの下に隠れていようとしていたかもしれない。
そして、なによりケニー・キングよりもっと最後に面白い展開を提供してくれていたかもしれない・・・
それによりタイチの知名度、人気はウナギ上りに・・・そんな事を思うと、ちょっと悔しくなってしまうケニー・キングの活躍。(犯行)
「飛行機」移動さえなければ・・・
この「飛行機」移動のせいでタイチはチャンスを逃したのか?逃していないのか?きっとレスリングどんたくNEVER無差別級選手権でわかる事になるでしょう。
5月3日 〈王者〉ジェフ・コブ vs タイチ〈挑戦者〉
ではでは、お付き合いいただきありがとうございました。。。