「すいません、ごめんなさい」と謝るくらいなら、最初から謝るようなことをしないことだ
たとえばの話、待ち合わせをしていた時間に遅刻をするということは、時間の長さに関わらず良くないということは世界共通のことだと思う。
待たせる側のメリットはどうでもいいとして、待つ側には連絡があったとしても一切メリットは見当たらない。
ただ、もちろんどうしても遅れてしまうことはある。
・電車の遅延
・寝坊
・時間や場所を間違えた
・急な予定が入った
など、私にも経験があり仕方のない場合が出てくる。こういった場合は理解できるとしても、これをいいことに常習化している人の場合となると当然話が違ってくる。
こういう人の心の中を覗くと、
・この人は(なら)遅れても大丈夫な人
・この人は謝れば大丈夫な人
・この人ならどこまでなら大丈夫なのかな?
といった失礼な認識が見え隠れしてしょうがない。そういう認識にさせている側に問題があるのならば、それは別だが、そうでない場合であれば約束した時間というのは必ず守るはずである。
これは遅刻に限らず、日常会話でもそうだ。
ちょっと失礼なことを言ったり聞いたりして「すいません」と謝るくらいなら、最初からそんなことをしないことだ。
そんな人は下手に出ているようで実は対等な関係だとさえ思っていない。
謝るくらいならその発言にしっかりとした根拠と責任を持ち、謝らないほうがまだ筋が通る。
「すいません」や「ごめんなさい」は時として関係修復への言霊となるが、それを安易に使用しコミュニケーションの一貫と勘違いしている人とは距離を取ったほうがいい。
そういう人は必ずと言っていいほどトラブルメーカーだ。