【内藤哲也の生きた言葉で語る現状を変えるためのヒント〈7/24〉広島サンプラザホール G1 CLIMAX 29 Bブロック 試合評価 | 新日本プロレス】
リング上に並べられた2本のベルトが示すように、インターコンチネンタル王者とNEVER無差別級王者の闘いとなったG1クライマックス広島大会のメインイベント。
内藤には連敗してるから、この広島で勝ってチャラにしてやると豪語する石井智宏。
石井智宏の実力は認めているけど、ここはインターコンチネンタル王者とNEVER王者との「差」を見せつけて勝ちたいと語る内藤哲也。
出身地でもないのにホームでもある広島で、負ける訳にはいかない内藤哲也と石井智宏の対戦は、過去何度となく行われてきましたが、ここ最近ではやや内藤哲也に分がある印象のこの日は、序盤からの慎重な攻めと、余計に相手の攻撃を食らわない戦略が功を奏したのか見事勝利を手にする内藤哲也。
入場時の目を瞑るシーンは勝ち確か?
勝ってなお、兜の緒を締める内藤哲也の表情が印象的でした。
そして、久々となったデ・ハ・ポンの大合唱
内藤選手が、マイクのところだけでもワールドで3回・・・いや5回は見るな、とミラノ氏が言うくらい久々にメインイベントらしい内容と最後の締めでした。
内藤哲也から2つのメッセージ
ここから逆転の内藤哲也を お見せしますよ!
激闘後のマイクで そう宣言した内藤哲也。
内藤哲也の大いなる野望。
その野望を達成するためにも、G1クライマックスを制覇する事が必須だが、もう1つも落とせない状況が続く内藤哲也。
もし負けて1勝3敗と絶望的な状況ではなく、2勝2敗の五分に戻した勢いで決勝の舞台へと上がる事ができるのか?「逆転の内藤哲也」に期待・・・といきたいところですが、ファンとしては、まだまだ油断できない試練は続きます。
それと もう一つ・・・
現状を変えたいという人がもし、このコメントを見ていたら、周りの目は気にせず、いま自分が表現したいことをしっかり表現すること。それが一番の近道だよ。経験者がいってるんだから間違いないと思うよ。まあ、それと同じ方法をしたとしても失敗するか成功するかはトランキーロだけどね。
成功者だけが語れる生きた言葉。
しかし・・・まだまだこの言葉の中には、隠されたピースがいくつも潜んでいるような気がしてならない家康なのでした。
実況 清野茂樹さん
解説 ミラノコレクションA.T.さん
ゲスト 小島聡 選手
観衆 3481人( 満員 )
- 内藤哲也から2つのメッセージ
- 第5試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
- 第6試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
- 第7試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
- 第8試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
- 第9試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
第5試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
ジュース〇 ✖矢野通
【4分28秒 パルプフリクション】
新日本プロレス所属の矢野通ではなく、吉本興業所属の矢野通にしか見えない内容。試合時間が短いのでブレイクタイムには丁度いい…
( 出典:新日本プロレス公式 )
ジュース〇 ✖矢野通
★★ 笑×4
【総評★★★( 3.0 )】
第6試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
後藤洋央紀✖ 〇タイチ
【12分11秒 タイチ式外道クラッチ】
何のためにLAにまで行って修行してきたのか?という疑問を一蹴する勝利を望んでおりましたが、レフリーに足を引っ張られるという結果に…妙に近づいてきたレフリーになえる…
( 出典:新日本プロレス公式 )
後藤洋央紀✖ 〇タイチ
★★★ ★★ ★
うなる×1 うなる×1
【総評★★★☆( 3.2 )】
第7試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
ジョン・モクスリー〇 ✖鷹木信悟
【14分45秒 テキサスクローバー】
10年前は同じユニットに所属していたという鷹木信悟とジョン・モクスリーのハードコアマッチ。思い出に浸る暇もない闘いは、鷹木信悟の親日参戦で初めてのタップアウト負け。
( 出典:新日本プロレス公式 )
ジョン・モクスリー〇 ✖鷹木信悟
★★ ★★ ★★★★★
うなる×4
【総評★★★☆( 3.7 )】
第8試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
ジェフ・コブ✖ 〇ジェイ・ホワイト
【15分50秒 ブレードランナー】
勝ちに徹したジェイ・ホワイトと外道。いまだこの男と噛み合う者は現れず・・・あともう少しかな…もう少し…
( 出典:新日本プロレス公式 )
ジェフ・コブ✖ 〇ジェイ・ホワイト
★★ ★★ ★★
うなる×1
外道
笑×2
【総評★★★☆( 3.4 )】
第9試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
石井智宏✖ 〇内藤哲也
【18分58秒 デスティーノ】
実は、広島カープファン(内藤)と阪神タイガースファン(石井)による代理戦争でもあったということを、すっかり忘れてしまうほど重要な試合であり濃いメインイベントだった。
( 出典:新日本プロレス公式 )
石井智宏✖ 〇内藤哲也
★★★★★ ★×6★×1
うなる×1 うなる×1
笑×1
【総評★★★★☆( 4.5 )】
最後に・・・
この日、第1試合からゲスト解説として座っていた小島聡 選手。普段リングの上で聞くかん高い声とは違い、紹介がなければ絶対にわからないであろう声をしておりました。そんな声に戸惑いを覚えながらも、安定感のある優しさに「ほっこり」さを感じる解説でございました。