【棚橋弘至の“ここぞ”という瞬間に思わず鳥肌が立った〈7/20〉東京・後楽園ホール G1 CLIMAX 29 Aブロック 試合評価 | 新日本プロレス】
・・・わかんねぇ、攻略のしようがねぇよ・・・巨大モンスター、ランス・アーチャーとの前哨戦で、このように語った棚橋弘至。
もうすでに2敗を喫している新日本のエースは、ここで負けると日本武道館での決勝進出が非常に難しくなる大事な一戦で意地を見せた。
身長203cm体重120kgの“ジ・アメリカン・サイコ”に対し、身長181cm体重101kgの棚橋弘至。
数字以上の脅威を感じるランス・アーチャー相手に、意外にも過去2戦2勝と結果を出している棚橋弘至。
しかし、それでもしっかり対策を練るのが新日本のエースなのである。
試合前、コーナーに上ってのポーズ…と見せかけての奇襲は、それを得意とする鈴木軍の度肝を抜きました。
結果は新技?「フォーリン・ラブ」で勝利し2連覇へ向けて再スタートを切った棚橋弘至。
棚橋「きっつー・・・俺が知っているランス・アーチャーとは、別人だった。恐ろしかった。たくさんの大型の外国人選手と戦ってきたけど、どの選手にも似てない、ランス・アーチャー・オリジナル。俺に、あの身長があって、あのマスクがあって、あの器用さがあれば・・・さておき。
2勝2敗。もう負けられない。疲れない、落ち込まない、諦めない!自分で言ったことは責任持つから。ちょっくら、2連覇してきます」
( 引用:新日本プロレス公式 )
鳥肌が立った瞬間
後楽園ホール3連戦の最終日、メインで行われた王者同士の闘いも良かったですが、皆さんは何が一番印象に残りましたか?
私は棚橋弘至の必死な姿が一番印象に残りました。
試合終盤、ランス・アーチャーの圧倒的脅威に追い込まれながらも、
“ここが勝機”
と、解禁した「ハイフライフロー」を敢行しようとした“たたみかけ”の瞬間に鳥肌が立ちました。
結果、それは失敗に終わってしまうのですが・・・
何か・・・
頑張り過ぎというのは良くないけれども、頑張らなきゃいけない時には、必死に頑張らなきゃいけない時もあるんだよ…
ということを教えてくれたような気がしました。
疲れない、落ち込まない、諦めない!自分で言ったことは責任持つから。
・・・今の自分にピッタリな言葉かな…
実況 藤沢俊一郎さん
解説 岡本記者
観衆 1722人( 札止め )
- 鳥肌が立った瞬間
- 第5試合 G1 CLIMAX 29 Aブロック公式戦
- 第6試合 G1 CLIMAX 29 Aブロック公式戦
- 第7試合 G1 CLIMAX 29 Aブロック公式戦
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- 第9試合 G1 CLIMAX 29 Aブロック公式戦
第5試合 G1 CLIMAX 29 Aブロック公式戦
ザック〇 ✖ファレ
【6分30秒 リングアウト】
成人男性約一人分、71kg差を超越した試合が見たかった…
( 出典:新日本プロレス公式 )
ザック〇 ✖ファレ
★ ★
うなる×1
【総評★★☆( 2.5 )】
第6試合 G1 CLIMAX 29 Aブロック公式戦
棚橋弘至〇 ✖アーチャー
【11分58秒 フォーリン・ラブ】
攻略のしようがないという巨人に、これで3戦3勝。会場の歓声は今年一番の盛り上がりに。
( 出典:新日本プロレス公式 )
棚橋弘至〇 ✖アーチャー
★★★ ★★★★★ ★
鳥肌×1
【総評★★★☆( 3.7 )】
第7試合 G1 CLIMAX 29 Aブロック公式戦
KENTA〇 ✖EVIL
【15分03秒 go 2 sleep】
この男の「覚悟」と「決意」は、ここまで来ると凄い。
( 出典:新日本プロレス公式 )
KENTA〇 ✖EVIL
★★ ★ ★★
うなる×1
【総評★★★☆( 3.4 )】
第8試合 G1 CLIMAX 29 Aブロック公式戦
飯伏幸太〇 ✖SANADA
【19分14秒 カミゴェ】
いつか見ることとなる「きっかけ」となるのか?L・I・Jではない“真田聖也”
( 出典:新日本プロレス公式 )
飯伏幸太〇 ✖SANADA
★ ★★ ★★
うなる×1 うなる×3
【総評★★★☆( 3.5 )】
第9試合 G1 CLIMAX 29 Aブロック公式戦
オカダ・カズチカ〇 ✖オスプレイ
【21分56秒 レインメーカー】
オカダ・カズチカが誘わなければ日本で見ることはなかったかもしれないオスプレイの凄さ。15分を超えてからの激闘はハイレベルな展開に。
( 出典:新日本プロレス公式 )
オカダ・カズチカ〇 ✖オスプレイ
★★★★★ ★×4★×6
うなる×4
【総評★★★★( 4.0 )】