【内藤哲也…大泥棒に「まさか」の勝ち点2を盗まれるという事態に・・・〈7/13〉東京・大田区総合体育館 G1 CLIMAX 29 Bブロック開幕戦 試合評価 | 新日本プロレス】
個人的に、この日のメインイベントとして楽しみにしていた「世界のカリスマ」vs「世界の大泥棒」の一戦。くせ者同士が創造する展開は、まさかまさかの大番狂わせな結果となりました・・・
( 出典:新日本プロレス公式 )
中々、コスチュームを脱がない内藤哲也・・・
「早く脱げ!脱げ!」と煽る矢野通。
まったく、ロックアップしようとしない内藤哲也・・・
苛立ちながらも、よくしゃべる矢野通。
序盤だけでも「迷勝負」の匂いがプンプンしましたね。
( 出典:新日本プロレス公式 )
矢野通の、お株を奪う「ア~アアァ~」な内藤哲也。
( 出典:新日本プロレス公式 )
経験者と「こだわり」の強い人しかしない、バッターボックスに入る時の仕草。
( 出典:新日本プロレス公式 )
意外とプロレスラーみたいな体をしている海野レフリー。
( 出典:新日本プロレス公式 )
今年のテーマは「法令遵守」という日大OBによる悪質タックル・・・
( 出典:新日本プロレス公式 )
「急所攻撃からの丸め込み」だけで食べてきた藁にもしがみつく必死な表情の大泥棒。
何が一番驚いたかって、内藤哲也が負けた瞬間、右手に持っていたペンを思わずブン投げてしまった自分の行動に一番驚きました。
矢野通戦は試合とは思っていない、公式戦は全8試合のつもりだと言い放った男に足元をすくわれ、まさかの開幕黒星スタートとなった内藤哲也。
強者が集う今年の〈G1クライマックス〉優勝に、早くも黄色信号が点滅してしまいました。
実況 清野茂樹さん
解説 ミラノコレクションA.T.さん
柴田惣一さん
ゲスト 本間朋晃 選手
観衆 4074人(札止め)
- 第5試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
- 第6試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
- 第7試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
- 第8試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
- 第9試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
第5試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
ジュース・ロビンソン〇 ✖鷹木信悟
【14分41秒 パルプフリクション】
( 出典:新日本プロレス公式 )
とうとうジュニアという枠から飛び出したドラゴンのG1開幕戦
オスプレイは「ジュニアのチャンピオン」として挑むのに対して、鷹木信悟は「無差別級」(本来の階級?)として挑むというG1 クライマックス初戦。
ジュニアの祭典であるスーパージュニアでは、余裕の試合も見せつけた鷹木信悟も、前年はUSヘビー級のチャンピオンとして〈G1〉に挑み、今年もつい最近まではUSヘビー級のチャンピオンだったジュース・ロビンソン相手に、結構早い段階で苦しそうなドラゴン。
それでも食らいつくドラゴンに、やっぱり出てしまったジュース・ロビンソンの
反則パンチ…
しかも2発も…
試合後のコメントで、鷹木信悟は特に気にしていないと語りますが、せっかくの〈G1〉初出場、初戦という舞台を台無しにされた気分になってしまいました。
あまり言いたくないですが「アレ」は、それまでの攻防やストーリーが全て皆無に等しく感じます。
やるなら、せめて悪知恵の利いた反則をしてくれよ・・・
ドラゴン負けたか~
ジュース・ロビンソン〇 ✖鷹木信悟
★★★★ ★ ★×5 ★
〇✖〇✖×2
【総評-★(-1.0)】
第6試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
ジョン・モクスリー〇 ✖タイチ
【7分36秒 デスライダー】
( 出典:新日本プロレス公式 )
ジョン・モクスリーによる圧巻のバイオレンス
去年は〈G1〉出場が叶わなかった男が、今年はWWEの元スーパースターと対戦するという去年の今頃は予想も出来なかったカード。
試合前に四股を踏みながら、ミラノ氏に「日本の厳しさを教えてやる!」と語ったタイチでしたが、バイオレンス(暴力)、アメリカでは「狂犬」と呼ばれていたジョン・モクスリーは強かった・・・
負けるイメージが湧きませんけど・・・
それとは別に、この日、海野翔太との関係性も気になっておりましたが、特に大きな動きは無く…
しかし、明日の前哨戦では一緒に組む海野翔太の事を、しっかりサポートすると語ったジョン・モクスリー。
海野翔太を、ただの付き人としての「駒」と考えているのか、そうではないのか、個人的には、そこにも注目しています。
ジョン・モクスリー〇 ✖タイチ
★×5 ★ ★
【総評★★★☆(3.6)】
第7試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
矢野通〇 ✖内藤哲也
【3分42秒 横入り式エビ固め】
( 出典:新日本プロレス公式 )
去年の〈G1〉では飯伏幸太、ケニー・オメガの勝ち点を盗んでいる大泥棒
昨年の〈G1〉準優勝者と当時IWGPのチャンピオンに勝ち、今年は現ICチャンピオンに勝利した矢野通。
これぞプロレス?
これがプロレス?
だからプロレス?
良くも悪くもプロレスといいますか・・・
とりあえず、あと3回は観れるかなwww
矢野通〇 ✖内藤哲也
★★ ★★★
笑×2 笑×1 唸る×1
【総評★★★☆(3.9)】
第8試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
石井智宏〇 ✖ジェフ・コブ
【18分33秒 垂直落下式ブレーンバスター】
( 出典:新日本プロレス公式 )
G1 クライマックス29 出場者の中で最年長の石井智宏
43歳で7年連続7回目の出場を果たし、NEVERのチャンピオンとして挑む石井智宏。
そんな石井智宏とゲスト解説として放送席にいる本間朋晃の関係性・・・
昨年から本隊とCHAOSが一緒に組んでいるというのに、いまだに一度も話した事がないと語る本間朋晃。
今回の〈G1〉を、きっかけに控え室で話しかけようと試みたようですが、あまりのピリピリムードに、やっぱり出来なかったようです。
そういう時ってありますよね?
私も過去に2人くらい思い付きますが、くっつかない磁石のように、やっぱりダメなものはダメ・・・
そういうシステムなのですよ、きっと…
石井智宏〇 ✖ジェフ・コブ
★×5 ★★ ★★
【総評★★★☆(3.5)】
第9試合 G1 CLIMAX 29 Bブロック公式戦
後藤洋央紀〇 ✖ジェイ・ホワイト
【21分06秒 GTR】
( 出典:新日本プロレス公式 )
生まれ変わった荒武者の初陣
盟友、柴田勝頼がいるLA道場にて、パワーは落とさず、スピードを上げ、技に「キレ」が加わり一挙手一投足、目が離せなかった後藤洋央紀。
流した汗は嘘をつかない
完全に生まれ変わった荒武者は、この日も「覇気」で小者(外道)を追い払う姿を見せる。
新必殺技である「牛殺し式GTR」を引っ提げ、強くなったデビット・フィンレーにしか見えなくなってしまったジェイ・ホワイトを粉砕した後藤洋央紀。
強武者?
速武者?
甦った?
トンネルを抜けた?
後藤洋央紀ファンは、そんな言葉を望んでいないのだ・・・
「将軍」後藤洋央紀
この響きを待ち望んでいるのです。
ねっ!やっぱり勝ったでしょ!
後藤洋央紀〇 ✖ジェイ・ホワイト
★×4 ★★★ ★★★★
鳥肌×2 唸る×1 唸る×2
【総評★★★★☆(4.1)】
最後に・・・
この日、ゲスト解説として放送席に座った本間朋晃選手。
ガラガラの声で精一杯解説しておりましたが・・・
時折
本間選手の「ものまね」が得意な山崎一夫さんが解説しているのではないか?と錯覚する事が多々ありました。。。
もし、この二人が共演したら本当に、どちらが話しているのか分からなくなる不思議な空間になるのでは・・・
ちょっと期待しちゃいますね…