新たなデスティーノが東京ドームで披露されるかどうかは内藤哲也の運命次第
あの力道山が見たらビックリするであろう内藤哲也のフィニッシュ技デスティーノ!
スペイン語というのは日本人の心に、何か響くものがあるのではないかと思ってしまうほどいい響きである。
恥ずかしながら10年以上プロレスから遠ざかっていた家康が、初めて見たデスティーノが2016/4/10〈東京・両国国技館〉で行われたIWGP戦。
ポケットベルからスマートフォンへと、急にタイムスリップしたかのようなあの感覚は今でも覚えております。
パワーボムやバックドロップが主流だった昔に比べ、かなりの進化を遂げた試合内容とデスティーノ。
一度見ただけでは理解が出来ず、再生と一時停止を何度も繰り返し見返す家康。
この、あまりにも家康を魅了したデスティーノは年々姿を変える。
初めて披露したのは2015/7/26〈広島グリーンアリーナ〉〈G1〉公式戦の棚橋弘至戦。
それから翌年2016/3/4〈後楽園ホール〉NEW JAPAN CAP 2016 石井智宏戦で魅せたのは
垂直落下式ブレーンバスターを切り返し、カウンターのデスティーノ
これも意味がわからず何度も再生と一時停止を繰り返す家康。
同年、後藤洋央紀の昇天・改、マイケル・エルガンのエルガンボム、中島勝彦のヴァーティカル・スパイク、ケニー・オメガの片翼の天使をことごとく切り返し、カウンターのデスティーノ。
こうして改めて、数試合を見返すと鳥肌が立っている事に気づく家康。
翌年、2017/1/4〈東京ドーム〉(IC)棚橋弘至戦で魅せた
セカンドロープからのスイング式デスティーノ
さらにはランニング式デスティーノ
このランニング式デスティーノは、この日が初披露だと思っていましたが、実は2016/9/25〈神戸ワールド記念ホール〉(IC)マイケル・エルガン戦で披露していたかもしれません。
映像では一瞬の出来事だったのでカメラさんが追う事が出来ず、映像では確認できませんがタイミング的にランニング式だったかもしれません。
2018年は残念ながら新デスティーノは生まれませんでしたが、2018/4/29〈グランメッセ熊本〉(IC)鈴木みのる戦で
垂直落下式ノーザンライトボムが生まれました。
たぶん、この技だけでKOだったと思いますが、最後は正調デスティーノ。
では来年2019年。
フィニッシュ技を敢えて一本に絞り闘い続ける選手が多数いる中で、年々進化し続ける内藤哲也。
一年で一番の注目を浴びる東京ドーム。
恐らく世界中のお客様の前で、
新たなデスティーノが披露される事でしょう。
そこで家康が、こういうのが生まれるのでは?と考えてみました。(大丈夫か?)
クリス・ジェリコ対策として考えると、フィニッシュ技であるコードブレーカーを気を付けなければいけません。
だいたい決着がつく時は、相手が勝負をかけてきた所をカウンターで切り返すか、切り返せないかがポイントになります。
得意とする切り返しのカウンターデスティーノを発動させる技を持っていないクリス・ジェリコ。
唯一のスキはコードブレーカーを仕掛ける時に向かってくる瞬間。
となると・・・
・ジェリコが走ってきた時に繰り出すカウンターのデスティーノ。
新日本プロレス公式サイトのインタビューで、鷹木信悟がロッポンギ3Kの3Kを脅威と言うように、カウンターでのフィニッシュ技は相当勝率アップにつながると思われます。
そこで相手が走ってきた際に、相手の後ろにスッと入り込んでランニングのような形で入るデスティーノ。
しかし、かなりタイミングが難しそうです・・・
今までこのパターンが披露されなかったのを考えると、難易度の高いデスティーノだと思われます。
もしくは、回転せずに後ろ向きで飛びつきながらの裏DDT。(おい)
それともう一つ、現実的にありえそうなのが・・・
・マンハッタンドロップからのデスティーノ
これで6/9大阪城での借りは、同じ形で返せますね。