「来週にはマスクを1億枚用意できる」という政府の発表は真っ赤な嘘だった
マスクは中国からの輸入停滞などにより品薄状態でありますが、厚生労働省、経済産業省が強く増産要請をし、24時間生産の体制強化により、早ければ来週17日(月)以降、例年以上の毎週1億枚以上が供給できる見通しであります。
2月12日(水)の会見でこのように発表していた菅官房長官。
しかし、フタを開けてみると実際はどうであろうか?
まったく状況が変わっていないではないか。
むしろその頃よりも悪化しており、ストックしていたマスクが切れ始めた人々の不安はさらに膨れ上がっている一方である。
この発表があった日、安堵した人は大勢いたことであろう。
私もその一人だ。
だが、そもそもこの政権は最初から嘘の塊で出来た政権であったことを忘れていた。
それを真に受けてしまった自分が情けない・・・
普通に考えればマスク全体の8割を占める中国製品がほぼストップ状態ということを考えれば、残りの2割で今まで以上に補えるという計算がおかしい。
生産体制を強化したところで完全にキャパオーバーである。
たとえ本当であったとしても、医療機関を中心に優先することを考えれば、庶民にまで十分に行き届くとなるには一体いつになることやら・・・
終息まで2年と囁かれる今回の件。
もうマスク一枚でどうこうできるレベルではないと思うが、自分の身は自分で守るしかなさそうだ。
誰が総理でも同じ結果になっていたかもしれないが、そろそろ「安倍さんしかいない」という考えは、使い終わったマスクのように捨て去ったほうがいい。