家康のプロレス人生

安倍政権を批判し、新日本プロレスに忖度するブログ!

〈11/17〉“WORLD TAG LEAGUE2018開幕” (神奈川・藤沢市秩父宮記念体育館) 

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 WORLD TAG LEAGUE2018開幕。

年に一度、新日本プロレスタッグの祭典。タッグマッチ。それはプロレスの華。

仲間やライバルと共に、肉体と頭脳をフル稼働して最強タッグの称号を目指す。

 

最近プロレスファンになった方がいたら、「何故、棚橋 弘至はいないの?何故、オカダ・カズチカ、内藤 哲也は出場していないの?」と、なりそうですが…まぁいいでしょう。

 

実況  村田 晴郎

(お堅い実況だけかと思いきや実はお笑いも好きそうです)

 

解説  ミラノコレクションA.T.

(安定のおもしろさ)

 

ゲスト 本間 朋晃

(試合後の為、声がかすれています)

 

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大会開始前、小島 聡によるチャリティー握手会が開催されました。集まった募金は藤沢市に寄付されました。しっかり困ってる方の為に使われればいいですね。

 

プロレスという仕事だけではなく、社会貢献も同時にこなす小島 聡。大人です。自分だったら「プロレスがしたいんだ」とかワガママ言いそうな所・・・ 大人です。

 

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★★★★

 

新人が、圧倒的存在の先輩に何とか勝利しようとする必死な姿と、相手の心を折らずに負けじと立ち上がってきてほしいという親心的な姿が印象的。

 

久しぶりの観戦と、今までだったら組まれなかったであろう組み合わせに新鮮さを感じました。

 

パワーもキャリアも浅いヤングライオン二人の前に立ち塞がったのは、あまりにも強力な外国人タッグ。

 

ミラノコレクションA.T.さんも初めて観るというブレーンバスターの手渡しをするほど、エルガン&コブ組にしてみれば、小手ならしのような試合。結果は最初から見えておりましたが、不思議と目が離せませんでした。

 

がむしゃらに向かうだけでは勝てなくて、そこにキャリアの経験を織りまぜなければならないのに、それすらもない。それでも前に立ち向かう姿が、忘れかけてた気持ちを引き起こしてくれました。

 

それに対し負けた選手を気遣うエルガン棚橋 弘至と同じで優しいな。

 

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★★★1/2

 

成田蓮はこの負けた悔しさが、本間朋晃は選ばれなかったこの悔しさが、二人を強くします。

 

TAKAみちのくは問題なくいつも通りのマイクパフォーマンスを披露…

 

この試合も結果は見えていましたが、不思議と会場も私も盛り上がっていたと思われます。

 

成田 蓮はヤングライオン同士の闘いよりも火がついているかのような闘志。レスリング技術のうまさが光ったのではないでしょうか。

 

一方、本間 朋晃はまだまだスピードが戻っておらず、すぐ息が上がっておられたので、その辺が今回の落選理由にも繋がっておりますね。

 

蝶野 正洋さんに冗談で「使わないでもらえます」と言われたSTFもあっさり回避されておりましたね。

 

そして、台風の目となるか?小ズルさとパワー&関節技のコンビ。この新鮮なタッグは、リーグを盛り上げる重要な存在となりそうです。

 

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★★★1/3

 

 同門同士とはいえ、手を抜くと逆に失礼という姿勢が鈴木軍の強さかもしれません。

 

注目カードの1つでもあった鈴木軍同士の闘い。会社は鈴木軍の分裂を狙っているのかと思うカードが今後もあり要注目です。

 

試合はそんな心配もよそに、いきなり奇襲から始めたボスの鈴木 みのる。同門同士とは思えないほどの戦いを繰り広げます。

 

しかし、荒々しさの技の中にもボスがフォールする時の手は、とても優しかったように見えます。

 

試合時間も6分と、これ以上の殴り合いは無意味と判断し早々に決着をつけた感があります。

 

これに対しKESもボスの考えを察したかのような逆に怖い冷静な表情。

 

会社はバレットクラブと同じように分裂を狙っているかもしれませんが、この手のヤンキー同士って殴り合って絆が深まるとかありますからね。

 

簡単には分裂しないと思いますよ。

 

それよりも私はこの3人が親子に見えてしまいますね。父親と大きい子供二人に・・・

 

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★★★1/4

 

この初戦の勢いが後半戦も続けば勝ちと言ってもいいでしょう、ヤングライオン。

 

事前の優勝予想アンケートで、残念ながら最下位(1%)であった海野 翔太&吉田 綾斗組。

 

申し訳ないですが、どう考えても全敗で終わる事でしょう。勝っていればいい関係を築けるでしょうが、敗戦を重ねた時にどうコミュニケーションを取っていくか?

 

元々ライバル関係としてバチバチだった二人。

 

熱くなっているようで、周りが見えている吉田 綾斗がうまくリードしていく事が出来るか?

 

途中で仲間割れしないといいですが…

 

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★★★1/2

 

最近、出場機会に恵まれなかった第3世代同士の気合い入りまくりの闘い。

 

IWGPタッグ歴代最多6度の戴冠を誇る

小島 聡&天山 広吉組。もう一度咲き誇るのには痛い一敗となりました。

 

中西 学の「あーいって」が会場に響き渡る中、 永田 裕志がしっかり勝利をもぎ取るバランスの良さ。

 

4選手いつも以上に躍動しており、まだまだやって行けるんだぞ俺たちは!という気持ちが全面に出ておりました。

 

永田 裕志の入場曲好きだなー

 

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★★★

 

女の子を連れて来なかった?来れなかった?のが高橋 裕二郎 選手の本気の現れなのか?

 

棚橋 弘至が惚れ込んだハングマン・ペイジ。やはり将来性を感じさせる質の高い動きをしておりましたが、ここはタッグの力が物を言いベストフレンズが見事勝利する。

 

このまま良い所無しで終わってしまうか?

 

高橋 裕二郎。

 

結局バレッタは裏切り者ではなさそうですね。という事はあの会場に居なかった、または来れなかった選手という事でしょうか?

 

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★★★1/2

 

実況、解説席でヒントが出ておりましたが、優勝しなくても“G.O.D”に勝利さえすれば、東京ドーム3WAYとして出場のチャンスがある!

 

あくまで会社の判断でとエントリー出来なかったと説明する本間 朋晃

 

悔しそうな表情で実況解説席で見守る中、 いつも通り暴れるスイーツゴリラ真壁 刀義

(ぱぱわるの役です)

 

2年連続出場のトーア・ヘナーレ本間 朋晃の前では下手な結果は残せない。

 

しかし、来年にでも何かのチャンピオンになってもおかしくない体に仕上がってきた、まっすぐな男に、悪の兄弟はキャリアの差を見せつける。

 

トーア・ヘナーレが勝てば…five starでしたが、やはり2冠チャンピオンは強かった…

 

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★★★★1/2

 

ひときわ大きい歓声の内藤 哲也 選手。制御不能な男なのに、リングアナに耳打ちして、WORLD TAG LEAGUEにエントリーしている二人に気配りを魅せる。

 

色々思う所はありますが、メインにふさわしい内藤 哲也オカダ・カズチカの入場曲だなぁと。

 

鷹木 信悟は、毎回思いますがこの日もやっぱりスピードがめちゃくちゃ速い…

 

石井 智宏 vs EVILはほんの一瞬の接触ではありましたが、かなり面白そうな予感。

 

矢野 通 vs SANADAは自然と引き合うのが不思議と面白い。今大会、矢野ワールドはあまり見られず…

 

 パラダイスロックのもらい具合が好きなんじゃないかと言われるくらいよく見られる光景が今宵も…

 

人数の多いタッグマッチだとオカダ・カズチカは目立ちそうで目立たず残念。

 

後半、両チーム一気にスピードが上がり目まぐるしい攻防も・・・

 

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最後は内藤 哲也が、デスティーノでYOHを沈める。試合後…

 

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EVILの声、SANADAの声は出るのか?

 

だいぶハードルを上げておいてのEVILへのバトンタッチ。それに動揺しているのかわからない表情のEVILでしたが、見事堂々とマイクパフォーマンスをこなします。

 

自分だったらテンパっちゃいそう・・・

 

SANADAは声が出ないという事で会場も私もほっこり。

 

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藤沢の夜を内藤 哲也が締める。 

 

鷹木 信悟を踏まえた初めてのマイクパフォーマンス。改めて紹介された際、頭を下げている姿を確認。

 

なんて律儀な男。

 

色々ミスが目立った今宵ですが、確かに一人増えると『マイクの負担』がだいぶ増えている印象。これはカラオケ屋で練習が必要ですね。

 

ただ、こんな姿もたまにはいいかも。

 

高橋 ヒロムが復帰した時のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン。

 

想像したら本当に濃いユニットっスね。

 

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俺こそ雑だったすね。

 

まさかそんな言葉が出てくるとは思いませんでした。終始照れ笑いの表情で

 

これくらいハードルを上げておいても、あの二人には越えられる力はあるからね

 

という安定を好まない優しくも厳しい言葉。

 

内藤 哲也は、東京ドームまでクリス・ジェリコと前哨戦はもちろんの事、姿さえ見る事が出来ませんが、神出鬼没のクリス・ジェリコ。

 

いつ現れるのか?というのも今後、楽しみの1つとなりそうです。

 

観衆2405人(札止め)

前回1989人(満員)