【棚橋弘至の歴史は繰り返されるのだろうか? | 新日本プロレス】
歴史は繰り返されるのか?
冬の札幌での大事件が冷めやらぬまま、今度は新日本の至宝をめぐる争いが待っている。
2月の大阪府立体育会館といえば、前人未到のV11を達成し、当時絶対王者として君臨していた棚橋弘至を、凱旋して間もないオカダ・カズチカがその首を獲ってしまったレインメーカー“ショック”が起きた地。
天下統一を目指した織田信長の首を明智光秀が獲ってしまった『本能寺の変』と同等レベルの『大阪府立体育会館の変』。
(出典:新日本プロレス公式)
2019/2/11〈大阪府立体育会館〉で行われるIWGPヘビー級選手権。
棚橋弘至(王者) vs ジェイ・ホワイト(挑戦者)
あの時と同じように歴史は繰り返されるのだろうか?
かつての勢いまでとはいかないが、今現在再び王者として玉座に座る棚橋弘至。
ジェイ・ホワイトが相手では、年齢的にも怪我の状況的にもレインメーカー“ショック”の再来を予感させる。
いよいよ次の時代の者へと席を明け渡す時が来たかと思ったが、昨年は過酷な〈G1〉を優勝し、さらには超人的なケニー・オメガを倒してしまい幾度となく奇跡を呼び続けた男。
負けるであろうと思いながらも、勝ってしまう驚きを生むのがプロレスの醍醐味!
しかし、今回この予想外に起きる展開は、あまり思いたくはないが驚きよりも落胆になりそうなのだ・・・
新しい景色が見てみたい!!!
でも、この男は何を起こすかわからない・・・
だったら過去の傾向ではどうであったのか?
レインメーカー“ショック”が起きた2012年までを調べてみました。
〈場所〉〈王者〉 〈挑戦者〉
2019/2/11 大阪 棚橋弘至? ?ジェイ・ホワイト
2018/2/10 大阪 オカダ〇 ✖SANADA
2017/2/5 北海道 オカダ〇 ✖鈴木みのる
2016/2/11 大阪 オカダ〇 ✖後藤洋央紀
2015/2/11 大阪 棚橋弘至✖ 〇AJスタイルズ
2014/2/11 大阪 オカダ〇 ✖後藤洋央紀
2013/2/10 広島 棚橋弘至〇 ✖カール・アンダーソン
2012/2/12 大阪 棚橋弘至✖ 〇オカダ
王者の名前がオカダ・カズチカと棚橋弘至しかない、過去7年間のデータを見ると王者の
5勝2敗
と・・・王者が優勢ながらも、その内の2敗は棚橋弘至。
エースにとって、2月のIWGPのタイトルマッチは苦手意識のある鬼門の場所となっております。(よしっ!よしっ!)
恐らく歴史は繰り返される・・・
棚橋弘至ファンには申し訳ないですが、ここはどうかお譲りください・・・
じゃないと若手が育たないですよ・・・
しかし、そんな心配も必要ないであろうジェイ・ホワイト。
もし、今回ジェイ・ホワイトが新しい時代の扉を開いた場合、その立会人となっている外道さんの嗅覚を褒めたいと思う・・・